Tommy03 Origami

折り紙創作のことをメモ的に書いていきます。

第14回折紙探偵団名古屋コンベンションレポート 2日目

こんにちはTommyです.名古屋コンベンションお疲れ様でした.

9時ちょうどに会場着.今日はスタッフ業務(会場の門番)があったので教室受講受付をkomくんに代わりに取ってもらいました.2日目は順位80番だったであまり期待できないかと思われましたが,運よく全教室第一希望が通ったのでラッキーでした.

講習(午前)

1コマ目:前川淳さん「蹴キューブ」

(しゅう) キューブと読むそうです. その名の通りサッカーボール(蹴球)のユニット.

立方体の各面に五角形が2つ,六角形が2つで計12個あり,更に8つの各頂点は正面から見ると正六角形の形をしていることから五角形と六角形の個数が切頂正二十面体の面の個数と対応しているそうです.面白すぎる.

あと私がパーツ4つくらいしか折ってないうちに川畑さんが組み立てまで終えていてびっくりした.折るのが速すぎ

2コマ目:げんさん「積雪ツリー」

だいぶ前にTwitterで画像見てからずっと折ってみたいと思ってたやつ.シンプルな手順から雪の積もってる感じが自然に折り出されてすごい.げんさんのデフォルメの感覚がなんとなく私の感覚に近いなと勝手に親近感を覚えているので,新作が出るたびに「やられたなあ」と思ったりします.講習の最後に折り図ももらえて満足.追加でサンタクロースの折り図までPDFで配布していただけたので近いうちに折りたいです.

 

展示

昨日はゆっくり展示が見られなかったので昼休みにゆっくり見ました.

写真は別記事に掲載予定です.

講習(午後)

3コマ目:ザキさん「牡蠣」

なぜか講習受付の段階では作品見本がなかったのですが,講師がザキさんだったので興味がわいて取っていました.牡蠣という個体差がでかくて形状が曖昧な題材をここまで折り紙として落とし込んだのは本当にすごい.工程も面白かったけど配布された折り図はこれまでに類を見ないほどの省略されっぷりで,中村楓さんも「角度系触ってる人じゃないとこの省略は理解できない」と断言されていた.私もそう思います.

この講習は開始から2~30分くらいで楓さんとTぼうしくんが完成させていてマジでびびった.いくらなんでも速すぎる

4コマ目:hifumiさん「擬態格子」

切り込み,糊付けを含む珍しいユニット作品.糊付けがあったり,少し特殊な立体工程を含んでいたりしたため結構混乱している人が多い印象だった.パーツ数も8個と1コマ講習にしては多めだったので時間内に完成させられていた人は少なそうでした.私は同じ色を8枚探し出すのが面倒で15cmを4つに切って7.5㎝角にして折り始めたら組み立てで撃沈しました.写真は次のコマまでの合間に力業で完成させたものです.

5コマ目:一匹柴犬さん「おすわりネコ」

横顔のかわいさに一目ぼれして受講.なんと魚の基本形から,かなり素直な工程だけで仕上がります.魚の基本形を弄り倒している身としてはこんなエレガントな解があるなら自分で発見したかったなあと本当に強く思います.特に耳の出し方が非常に巧いですね.単純な袋折り+谷折りで耳が出てきたときには頭を抱えてしまいました(上手すぎて).

全体会

コンテストの結果発表,一生基金の募金額の発表があった.

一生基金は展示会場に毎回募金箱が置かれてるんだけど,昨日のミキティさんが投げ銭で獲得した金額の方が募金箱で集まった額より多かったらしいです.ヨーヨー強すぎる.

続いてコンテストの結果発表.参加者からの人気投票で選ばれています.

優秀賞はげんさんのシマエナガとkiyotakaさんの蛇のやつ(正式名忘れました).最優秀賞はすけさんのカエルでした.ちょっと完成度高すぎだったもんな.皆さん納得の受賞だったのではないかと思います.

個人的にはムラキさんのトレーラーがだいぶ好きだったのですが優秀賞にも入ってなかったのは意外でした.あれめちゃくちゃいいよね.かっこよくて

ちなみに微塵もかすっていませんでしたが私もヘビを出品していました.わかりにくいのですがこれは非常に気に入っている作品なので後日Twitterに出そうと思います.参加賞でお菓子ももらえてラッキー.

打ち上げ

ムラキさん,冨永さん,komくん,Tぼうしくん,京都大学いまじろ~の森田くんとサイゼに行った.私は受けてなかった神谷さんの蛇とか楓さんのクエとかの図をちょっとだけ見せてもらったりした.ザキさんの牡蠣の話が盛り上がりました.

なんとここはムラキさんと冨永さんにごちそうしてもらってしまった.本当にありがとうございます.

 

というわけで2日間の振り返りは以上.まだ展示写真を全然あげれてないですがそれも近いうちに出したいと思っています.

皆さま本当にお疲れ様でした.また次回のコンベンションでお会いしましょう.私は研究が炎上していなければ夏の東京コンベンションに参加予定です.